DOUJIN SPIRITS

二次創作イラスト・マンガ・小説を公開するブログです

爆ベイ 激ラブ♥RISING

※ドラマCDを収録するカイタカ、Twitterに投稿したイラストとSSです。

 

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発売元:火渡エンタープライズメディア統括部

個人的な範囲(〇〇るなど)を超える使用目的で複製すること及びネットワーク等を通じてこのCDに収録された音を送信できる状態にすることは著作権法で禁じられています。

爆ベイ版BLドラマCD 「激ラブ♥RISING」収録風景
―都内某スタジオ―
木ノ宮タカオ(T)「……何この、なめくさったタイトル。どういうドラマ?」
ディレクター(D)「えー、それではお二人とも、スタンバイよろしくお願いしまーす」
T「えっ、もう始めるの? この台本、さっき渡されたばっかりなんだけど……あの、下読みっつーか、何も目ぇ通し……」
火渡カイ(K)「グズグズするな。さっさとマイクの前に行け」
T「はあ? あれ、おまえだけ先にホンもらってたの? 表紙に名前書いてあるじゃん。何だよそれ、ズルくない?」
D「いやー、あのー、木ノ宮さんにはぶっつけ本番でやってもらった方がいい、というお話でして」
T「(不審)ふーん。まあ、いいや。とちったりしても知らねーからな」
D「まあまあ……ハイ、では本番いきます! 3、2、1……」
T「ゴーッ、シューッ! じゃねえよ、えっと最初は何だっけ」
 道場の扉が開く音(効果音1)
K「木ノ宮」
T「や、やあ、カイ。おまえから連絡してくるなんて珍しいよな(棒読み)」
K「(無言)」
T「だけどさ、こんな遅い時間に、本当に『する』のかよ? ん、する? するって何……変なセリフ(疑惑)」
K「何をぶつぶつ言っている。ちゃんと準備はしておいただろうな」
T「もっちろん! ドラグーンもばっちりメンテナンス済だぜ。でもさ、どうして布団が必要なんだよ? それも一組でいいって、何で? この上でベイ回すわけじゃ……あっ、もしかしてオールでバトるとか? で、勝った方は布団で、負けたら床に寝る罰ゲーム?」
K「ベイバトルだと誰が言った?」
T「ベイじゃないって? 違うの?」
K「鈍いヤツだな。夜のバトルといえばアレに決まっているだろう」
T「夜のバトル? 意味がわかん……えっ、ななな何する」
 ドサッ(効果音2)
T「ちょっ、待っ……何これ、どういう展開? お、おい、カイってば、上に乗っかってくるなよ。重いって」
K「いいから、おとなしくしろ。すぐに良くしてやる」
T「良くするって何を?」
K「いちいち訊くな」
 ムーディーな音楽がスタート(効果音3)
K「タカオ……」
T「えっ、カイがタカオって呼んだ。嘘だろ、マジか。雪でも降るんじゃ」
K「おい、いい加減、台本にないセリフを言うのはやめろ(怒)」
T「わ、わかったよ」
K「本番中だぞ。ふざけている場合か、真面目にやれ」
T「はいはい。じゃ、テイク2(ヤケクソ)」
K「(仕切り直して)タカオ、愛している」
T「なっ、なに、それ。めっちゃ恥ずかしいんだけど。きゃー(照)」
K「だからふざけるなと(怒²)」
T「ごめん、ごめん」
K「(さらに仕切り直して)おまえはどうなんだ? オレのことを」
T「そ、そりゃ……愛してるさ。うひょ~」
K「うひょ~は余計だ」
T「すいませーん」
K「ゴホン(咳払い)。こういう場面はまず、キスで始めるのがセオリーだからな。いくぞ」
T「いくぞ、ってどこへ? あっ、ん」
K「(吐息)」
T「ん……んん」
 衣擦れの音(効果音4)
K「どうだ、感じてきただろう?」
T「あん、カイぃ……」
K「良くしてやると約束したからな」
T「やっ、そんなところ触……」
K「見ろ、前がこんなに」
T「あっ、もう、ダメだって……終わっちゃう」
K「こっちも……気持ち良くなってきたと言え」
T「ん、イ、イイ……もっと」
K「もっと……どうして欲しい?」
T「そんな恥ずかしいこと言わせるな……よ」
K「ここに挿れて欲しいんだろ? 正直になれ」
T「カイ……挿れて……」
K「タカオ……」
T「カ……って、あーっ!? おまっ、鼻血、はなぢーっ! わーっ、オレの服についちまったじゃねーかよっ!!」
K「うっ、うるさい! 黙れっ!」
D「ストップ、ストップ! 一回止めまーすっ!」
                                〈すまん〉